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高歌哄笑-古賀武夫エッセー-


平成十八年12月号「なんと素晴らしい人たちにかこまれていることか!」

皆さん、今年もあっという間にもう年の瀬、お元気ですか~?
皆さんにとって、今年はどんな一年だったでしょうか。よい年であったことをお祈りいたします。

さて、私にとっては、今年度は再び、激動の年に戻ったようです。毎日毎日感動!感動!感動!有り難い事続きです。
私はなんといい人たちに囲まれているのかと、いつも勿体なく思っております。

まず、英語道場の方ですが、生徒さんの減少傾向は一向に止まりそうにありませんが、みんな、すごく頑張ってくれて私は嬉しくてしょうがありません。みんなが幸せで、素晴らしい人になってもらえるにはどうしたらいいかをずっと考えてきた中で、井口潔先生と言う八十五歳の凄い先生(ヒトの教育の会会長、日本外科学会名誉会長、元佐賀県立病院館好生館館長)と強固な協力関係ができつつあり、本当に「当たり前の」とても立派な人を、輩出できつつあります。

たとえば、私の担当する中学三年を中心とするI3-1,2クラスでは、於保恵理さん(城南中三年新体操部)と福島奈七子さん(思斉中三年ブラスバンド部)の二名が道場中学生では久しぶりの英検二級合格の快挙、そして、このクラスは、英語劇の稽古から、音響、効果音、その他、すべて、なんと、自分たちだけ、私なしでやってのけています。私はいったい何でしょう?!というところですが、実は、これが、当道場の目指す、文武両道、自立、協力、共生であります。そして、A2の、中山康平君(西高二年、バスケット部)は、ロータリークラブの交換留学生試験に合格し、来年八月から、フランスへ留学することが決定。そのために、道場でも、三年ぶりに「フランス語初心者コース」を開講する予定です!
又、うちの空手道場門下生200名の中でただ一人、城東中一年の前山君(少年部弐段)が、大人も高校生も尻込みする「真剣白刃捕り」をほぼ完璧にできる様になりました!二十三日の英語劇祭で初演武です!

それに、大勢の卒業生も負けてはいません!たとえば、北原香菜子さん(致遠館から早稲田大学卒、英語も抜群、空手も黒帯)は、大学から始めた薩摩琵琶で、なんと日本一のプロ奏者となり、今年は、NHKの全国放送で、特集が組まれ、何度も放映されました。東京と佐賀を行ったり来たりしながら、日本の伝統芸能の旗手として、もっとも期待されている若者の一人です。

又、ミャンマー事業他で躍進を続ける地球市民の会は、この度、(社)倫理研究所の【地球倫理推進賞】(文部科学大臣奨励賞:全国で一団体のみ)を受賞する事が決定しました。有難うございます!皆様のおかげです!千名の方々を前にしての授賞式、ならびに私の記念講演は、来年三月十八日、横浜で行われます。

さらに、世界でただ一人の陶彩画家で大ヒットセラー、絵本「いのちのまつり」の原作者、草場一寿さんの「大調和」という陶彩画が、ダライラマ法王の著書「おもいやり」(サンマーク出版)に掲載され、モンゴル大統領や駐日フランス大使にも陶彩画が寄贈されて、ジルダ・ル・デリック大使自ら、絶賛するお礼のお手紙を頂かれております。草場さんは、来年はきっと世界に羽ばたかれる筈です。草場さんは、夢の学校に毎月、著作権料の一部を寄贈して頂いている方でもあります。

夢の学校は、といえば、土ようタマテ箱、月金タマテ箱がますます楽しいものになり、近々、英語道場の裏(南側)の土地をお貸し頂く事が、いよいよ本決まりします。公募「夢の学校の絵を描こう!デザインコンテンスト」を開催しようかとも思っています。本校(全日制)も開校間近な気がしています。

こんな風で、私は、幸せだなあ、と思っています。毎日いい事ばかりです!本当に有難いです!でも、いい、悪いは、心が決めることです。いいと思えば全部素晴らしいことになります。自分のためにやれば、なかなか力は出ませんが、人のためと思えば、千人力です!

来年はもっといい年になりますよう、みんなで頑張っていきましょう!

(平成18年12月22日 古賀武夫)